二人からのリクエストはシンプルで明瞭でした。装花はゴージャスに開いた大ぶりの ホワイトローズをメインに、マティオラ、アンスリューム、プリザーブドのアジサイ＆ ルスクスそしてアマランサスのホワイトからエクルまでのニュアンスを異なるテクスチャーでアレンジすること、リネン、ドレープそしてファニチャーもホワイト、エアリーで透け感のある、アクリルのピラー＆ヴァース、クリスタルシャンデリア、そしてたくさんのキャンドルを使うこと。こだわりの徹底ぶりは見事なものでした。セレモニーは、クリフトップのせり出したグラスステージにて。インド洋の蒼と南国のブルースカイをバックに、ホワイトのドレープが夕暮れの風に靡くカノピーの下、ウォーカウェイは、ホワイトの花々で縁取られエレガントかつドラマチックです。ショールカラーのタクシードのJoshは、 フォーマルながら抜け感のあるおしゃれ上級者の装い、ブラックのパイピイングがアクセントです。ヌーディーなマーメイドドレスは、ハーフアップのヘアスタイルと相まって、　気取り過ぎない自然体、それでいてクラシックなElisaです。Joshとミラーになっているブラックラベル＆トラウザーのグルームスメン、ブラックサテンのドレスのブライズメイドは、大輪のホワイトローズのみ、深いスリットが艶やかです。二人の最愛の、もうじき2歳になるAmadius もグルームメンと同様の装いがなんともキュートです。 レセプションは、グラスハウスのムーンライトガーデンにて、熱帯の樹々植物はホワイトの優雅なドレープとクリスタルのシャンデリアでドレスアップ、ディナーテーブルは、大輪のバラとアンスリューム、いくつものキャンドルの灯がエレガント、お伽話のようにロマンチ ックな世界への皆を誘う一夜です。