INSPIRATIONS

Decisive Grace | Calla Lilies & Deep Amber

Jasmineの「その日」のヴィジョンは、最初から最後までまったく揺らぐことがありませんでした。彼女にとって大切なことには徹底的にこだわり、 そのために、些末なことは迷うことなく潔く手放す。そんな清々しいほど大胆で勇敢な姿勢が、Jasmine & Liamの  ウエディングを、二人にとってはもちろん、そこに集ったすべてのゲストにとっても忘れられないステージ、忘れえぬ時間へと導いたのでしょう。 セレモニーは、ファウンテングラス、パイングラス、パピルスがつくる小さな草原が風に揺れ、その中に茎の長い白いカラーリリーが凛と映える、美しいウォークウェイから始まります。 アルターステージには、深みのあるグリーンのパイングラスに、キャロットフラワーの清々しく繊細な枝ぶりを生かした一対のタワーが立ち、その間から望むカラーリリーの白と、午後のインド洋の紺碧が鮮やかに際立つ、涼やかで美しいチャペルが完成しました。 オフショルダーのサテンドレスは、優雅なドレープがスレンダーなJasmineのシルエットを美しく際立たせ、褐色の肌に映えるその佇まいは、モダンでいてどこかハンサム。 チューリップだけを束ねたシンプルなブーケが、そのスタイルにいっそうのゴージャス さを添えています。 そして、Jasmineが自ら用意した深いオリーブ色のエンベロップ。アクセントにレザーを取り入れるという細部へのこだわりにも、「その日」のカラーパレットが徹底して貫かれていました。 ダークアンバー、イチジク、ダークチョコレート。チューリップやシンビジューム、オリーブ、ナプン、マンゴスチン、グレープ……。さまざまな素材に、さまざまな色を、絶妙なさじ加減で散りばめたディナーテーブルは、モダンでありながらロマンティック。 ゲストの頭上にはジオメトリックなランプシェードが浮かび、その下で凛と咲くカラーリリーが、会場にモダンで大胆、そしてどこか斬新な空気を満たしていきます。 そしてデザートのクリームブリュレは、Jasmine自らがバーナーで表面を仕上げ、ゲスト一人ひとりにサーブするというスタイルで。 「その日」のあらゆるシーンは、Jasmineという指揮者が自ら手がけたオーケストラが奏でる、艶やかで美しいメロディーそのものでした。